卒業記念 男子決勝
写真 鈴木修平(東京)
誰も動くことなく赤板を通過。9番手の小原佑太(青森)が一気に仕掛けて打鐘先行。正攻法から番手に入った佐々木悠碧(群馬)が捲る坂井洋に合わせて踏み込み2センターを通過。坂井に乗る形になった鈴木修平が外のコースを踏み込み卒業記念を制した。
喜びの鈴木は「準決もあのコースを踏んで1着だったし、あそこを踏むイメージは出来上がったいた。第1回、第2回トーナメントはいずれも決勝2着。同期からはシルバーコレクターなんて言われたりもしたが最後の最後に優勝できた。予選1は4着スタートだったけど、気持ちを切り替えてその後は走れた。この卒業記念を目標にしてはきたけど、ここは通過点。力で勝ち上がれる選手になって、まずは特進して早くS級の舞台で走りたい」。
観戦していた師匠の山崎充央(東京・79期)は「やってくれた。卒業式が終わって、帰ってきたらすぐに練習(笑)。どんなタイプと言うよりも立川記念の優勝候補1番手になってもらいたいね」。
2着に終わった佐々木の師匠・矢口啓一郎(群馬・86期)は「甘くなかった。でもあいつにとっては優勝できなくて良かったのかも。まだまだ競輪を分かってないからね。千メートルまでのタイムはいいけど、3千メートルとかになると格段にタイムが落ちる。デビューまで長い距離を乗り込ませて地脚の強化が必要。俺たちは競輪選手。自転車に乗ってなんぼですから」。
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