
残念な知らせ

一口馬主は楽しいのだが、3歳9月までの未勝利戦を勝ち上がれないと「引退」or「地方行き」となる。引退とは文字通り、競走馬を卒業すること。もしくは中央競馬の登録を抹消し、クラブが第三者(地方競馬馬主)に譲渡すること(売れたお金をその馬の会員で分け合う)。地方行きとは、年内に何処でも良いから地方競馬で2勝挙げれば中央競馬に復帰できるシステム(年内に2勝できない場合は通算3勝でもOK)。惜しくも勝ち上がれなかった馬は、この地方行きを選択される。
秋に判決が言い渡されるのが通常であり、もし「引退」「引退」「引退」のオンパレードでも、もう2歳馬達がデビューし始めているから、そんなにショックはない。第一、そこまで未勝利だった馬達に未練はないのである。
ただ上記に書いたような「引退」だけが「引退」ではない。秋を迎える前に引退するケースも。その最悪のケースが予後不良。競走中もしくは調教中などに何らかの原因で脚部等に故障を発生させた際、回復が極めて困難な場合は薬物を用いて殺処分にする。そこまでいかなくとも競走能力喪失なら引退である。
本田牧場1期生の馬は11頭。期待の違いで100分の1~400分の1馬までいる。当然100分の1馬が一番期待していて、1期生には2頭いる。キセキノケイフとレイエストレヤである。
キセキノケイフ・・・4月上旬の調教中、右前に跛行が見られ、検査したところ右前管骨の下部に亀裂骨折を発症していることが判明。手術したが全治6カ月。ということは9月までの未勝利戦には間に合わず。「引退」or「地方行き」のクラブ選択は後者。なんとか現役続行ですが、僕のモチベーションは半減。
レイエストレヤ・・・5月7日のレース後に田中勝春ジョッキーが違和感を感じた。検査の結果、右前浅屈腱を不全断裂しており、競走能力喪失の診断。このまま引退することとなりました。
期待の2頭が壊滅状態。よって残るは200分の1馬と400分の1馬だけでは、くわえてくる賞金は微々たるもの。もう僕が自力で頑張るしかないです。車券で儲けるしかないのです。
本日(12日)は平塚記念の初日。狙うは混戦必至の一次予選です。
5R 新田康仁③-伊勢崎彰大⑨が高木翔④を使えるなら二段駆け? でも僕はひと皮むけました。あえて別線を狙います。二段駆け封印です。別線なら神田龍①-萩原操⑤の三重勢。この2人は師弟関係で、調べてみると今回が初連係。なら神田①はハッスル逃げでしょう。萩原⑤-上田隼⑦で一気の⑤⑦、⑦⑤。3着は①・③・⑧・⑨。
8R 人気は嶋津拓弥①-佐藤龍二⑨の地元コンビに集まるが、狙うは佐藤一伸③。アオケイ新聞のタテを見てみれば、ここ12場所(36戦)で勝ったのは6回。正直良いとは言えないが、悪いとも言えない。注目はこの12場所で二度走っている記念競輪(G3)、京王閣記念と平記念。なんと両方とも初日の一次予選を勝っている。なら今回も初日は1着? 僕は③から①・②・⑦・⑧・⑨絡みを買ってみます。
本田牧場1期生のドラフト1位とドラフト2位は故障し戦線離脱。でも全治6カ月、競走能力喪失で引退なら、お見舞い金が発生します。そのお金で2期生1頭の追加購入を現在考え中です。
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