
3つの決勝


10Rのチャレンジ決勝には南関勢が6人大挙。さすがに6人結束は無理で、神奈川3人(渡辺馨⑤-古谷秀明⑦-沼田淳一郎③)に千葉の2人(桜川雅彦④-太刀川一成②)、あとは静岡の小川達也⑥に東京の斉藤将弘①となった。数的有利は神奈川勢で、渡辺⑤と古谷⑦は師弟の間柄らしい。ならここが先行? ただ今回の桜川④は実に積極的。2日間の走りからするとドカーンと逃げてしまいそう。今の桜川が逃げたら、別線は捲れない。最終バックは一列棒状。あとは太刀川②が差すだけ。桜川④-太刀川②の後ろに渡辺⑤なら②④⑤、桜川④-太刀川②の後ろに小川⑥なら②④⑥。この2点で勝負です。
11Rはガールズ決勝。シリーズ前は梶田舞①と山原さくら⑥の2強と目されていた。しかし蓋を開けてみれば梶田は2連勝、山原は2連続3着と明暗を分けた。あと小林莉子③の存在も忘れてはいけない。今シリーズは動き軽快、V争いに加われるデキでアオケイ本紙では梶田◎、小林○とした。
ただ気になるのが今シリーズ、梶田との直接対決がなかったということ。それは山原も同じ。梶田との脚力差はどのくらいあるの? 逆に差は意外とないの? それを計れるとしたら、田中まい⑦の存在だ。
田中は初日の予選で梶田に捲られたが、デキが良いので2着に逃げ粘った。そして2日目は逃げて、山原の捲り、小林の捲りを封じ切っての逃げ切りだった(ちなみに小林2着、山原3着)。
なので田中を「ものさし」に考えれば、梶田①>田中⑦>小林③>山原⑥となり、買い目は①⑦③、①⑦⑥。
12RはA級決勝。自力屋がいっぱい決勝に乗ってきて、どう並ぶか注目されたが…。並びは菅谷隆司①-山信田学⑤、新山将史②-飯田憲司⑥-海野晃④、斉藤宗徳⑨-福間力③、古川尚耶⑦-高森圭介⑧での4分戦。アオケイ本紙は斉藤◎としましたが…。
決勝のポイントは新山②の動向。これが鍵を握る。後ろは他地区の飯田⑥-海野④なら、自分の競走をしても許される。でも自力-自力の並び、果たして?
注目すべきは初日特選。新山が勝ったのだが、斉藤との逃げ争いには敗れた(番手選手に拾ってもらい、斉藤の番手に入り直して差し返した)。1着だったが、勝負には敗れた感が強い。なら決勝は新山②がリベンジの逃げ! 番手絶好の飯田⑥が「たなぼた」のV。⑥④=②、⑥④=⑨、⑥④=⑦を買う。
あとは古川⑦の奇襲カマシで、動きが戻ってきた高森⑧のV。⑧全の2車単も買っちゃいます。
西武園競輪場では今日から京王閣の日韓戦の場外発売も行っています。明日からは松戸F1(2日目、最終日)の場外発売も加わります。是非西武園競輪場までお越しになって、アオケイ新聞のご購入も。よろしくお願いいたします。
PS.今日は休みでテレビを見ていたら「スッキリ!!」という番組の最後で「超スッキりす!」の占い結果が。僕同様に1月生まれの方、今日は勝負です! なおアオケイ編集部では竹林編集長、池田先輩が1月生まれだったはず。今日は勝負ですよ。
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