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帰郷システム


 記念競輪は今年の4月から1日12個レース制。そして最終日だけが11個レース(企画レースなどで1個レースの追加はあるが)。なので3日目1~3Rの7着以下は最終日を走れずに帰郷となる。

 この制度にした理由はいくつかあると思う。G1、G2と同じようにして分かりやすいトーナメントにする。帰郷レースを作って選手に危機感を持たせる。

 でも一番の理由は「一つでも多く売る」こと。よって11R制が12R制へ。とはいえ、ルーキーチャンピオンレースやガールズコレクション、レインボーカップファイナルも車券が売れる企画。なら、それを記念の最終日に売りましょう。でも1日13個レースはシステムの関係で売れないから、最終日は11R制に。それで、って感じで決まったのでしょう。


 今日は福井記念の3日目。1~3Rの6着までは明日も走れる。

 1Rは6車立て。無事完走で明日も出走できる。だから二分戦で単調なレース。
 2Rは7車立て。でも欠場者が出たため6車での戦い。競りは合ったが、やはり単純な競走。競った者同士が2着3着に入った(勝ったのは逃げた選手)。結果が物語っている。
 3Rは7車立て。一旦は①番車がレースを動かしにいくが、あとは単調。

 結果、3Rの7着の選手だけが「帰郷」リストに入ったが、この後の上位レースで欠場者が1人でも出れば明日の最終日も走れる。

 このシステム、何が面白いの? 選手が最終日も走りたいと思って大事に走るのは仕方ない。こんな勝ち上がりシステムなのだから。だから問いたい、この記念競輪12R制はこれからやり続ける意味があるのかと。


 もしこのシステムをそのまま生かすなら、初日の一次予選の9着(9個レース×1)をトーナメントから除外。そして2日目から11R制にして、失格や負傷欠場が出たときは初日に9着を取った選手から繰り上げて「再出走」させる。これならば3日目に6車立てなんて言うレースがなくなり、9車立てのレースを確保できる。

 競輪は9車立てだから面白い。そう思うんだけど。皆様はどう思います?

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G1・G2・G3開催予定(優勝者)

8/12~17日

優勝は寺崎 浩平(福井)

8/8~10日

優勝は佐藤 水菜(神奈川)

7/31~3日

優勝は山口 拳矢(岐阜)

7/26~28日

優勝は鈴木 竜士(東京)

7/18~21日

優勝は眞杉 匠(栃木)