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　終わってみれば、松戸ダービーは人気通りに脇本雄太の圧勝でした。でも２着３着が薄目が来て、２万円オーバーの好配当。考えてみれば、３日目に行われたガールズコレクションも大本命の児玉碧衣から２着３着が薄目に来て、２万円の好配当だった。

　いまから30年前に初めて僕は競輪を覚えた。大宮公園駅から大宮競輪場に向かう中学校の角に立っているおねーさん（40歳前後）からアオケイ新聞を常に買って、その新聞を片手に◎から抜け、◎から抜けと初心者が簡単に買えて当たる、レベル１的な穴の狙い方をしていた事を脇本雄太が勝って好配当だった事で思い出した。

　そうです。簡単に車券が取れる穴の狙い方は◎から抜け。今日はその買い方で好配当をゲットしたいと思います。

　本日６日は前橋競輪の初日です。

　前橋初日４Ｒ　目下６連勝中の嵯峨昇喜郎⑦。ここを３連勝すればＳ級特進の実力者なら頭は鉄板と考えて良いでしょう。マークは地元の須藤直道⑤。離れはなしといいたいけど、弱冠20歳の嵯峨⑦が一気に踏めば離れちゃうかもしれないし、今日は「◎から抜け」を買う日と決めたなら、須藤⑤には離れてもらいましょう。嵯峨⑦が一気にカマして別線の自力型が番手に嵌る車券が狙い目。⑦②＝⑨に⑦④＝③。あとは⑦から②・③・④・⑨の２着３着絡み。

　前橋初日６Ｒ　ガールズケイリンの選手も男子同様に代謝制度（簡単にいえばクビの制度）がある。一言でいえば３期間連続で競走得点47点を下回った選手がその対象。その対象選手の中から下位３人がクビとなる。ちなみにゴールデンキャップの称号をひっさげてプロの選手となった元グラビアアイドルの日野未来⑦はデビュー期の前期は46点60。そして今期も46点87（５月５日現在）と47点を下回っている。今期は６月末までなら、もう一戦一戦が勝負。なんとか47点を上回ってクビの危機を回避したいのが本音。ならば真っ向勝負という無理はせずに、前橋らしく前へ前へと踏んで好位置確保。そこから突っ込み２着３着をゲットだ。◎梅川風子⑥の１着に固定して⑥⑦全、⑥全⑦。

　前橋初日10Ｒ　利根正明⑥には同県の先輩、菅原晃⑤がマークする。そして３番手には九州ラインで山口貴弘③。細切れ戦で３人ラインを組めるなら、ブン回し→菅原⑤の番手捲り。それでも◎佐伯辰哉①の捲り追い込みが外を強襲して①⑤③。①③⑤になれば好配当です。

　今日からアオケイ編集部の新人君（４月入社の石濱君）が西武園で選手に初取材。僕もアオケイに入社した約23年前の事を思い出して、今日は仕事に取り組みたいと思います。