競輪情報なら競輪専門紙のアオケイ

　本日10日、新聞のテレビ欄をみると夜９時からサッカーＷ杯の国際強化試合が放映される。相手はあのブラジル。

　日本ＶＳブラジルといえば、20数年ほど前に今は無き国立競技場で観戦した記憶がある。超満員。観客の６～７割ほどが日本応援で、３割強がブラジル応援。今なら日本代表を応援する人は９割強だろうが、当時は日本代表がまだＷ杯に出場していない時。なので当時のサッカーファンは仮想日本代表じゃないけど、Ｗ杯を観戦する時にはどっかのチーム（国家）を日本代表に見立てて応援していた。ちなみに僕は西ドイツを熱心に応援していた。

　国立競技場でみた試合は確か１対５で日本は敗れた。唯一の１点はミスター・レッズ、福田正博が挙げたもの。当時はブラジルと日本が対戦するだけでも興奮したものと記憶する。ただその熱が今は全くない。スポーツ観戦はライヴで見るべきだと思っていたが、テレビ観戦もままならない。

　でも、そんな僕でも競輪中継は毎日見ている。仕事だから？　いや違う。じゃあ競輪に魅力があるから？　そんな訳はない。魅力がある競輪なら競輪場の入場が１日1000人を切るはずがない。じゃあ何故？

　たぶん、ご飯を食べる、風呂に入るなどと同じように日常生活に組み込まれているから。僕にとっては歯を磨く、競輪を見る、このコラムを書くは意識して行っている訳ではなく、日常のルーティン。たぶん60～80代くらいの競輪場に足を運んで下さっている方々も同様の感覚なんだろう。その方々のちょっとした１ページにアオケイが加わっているなら幸いです。

　話の方向はちょっと違う方に向きましたが、うまくまとまったのでここで締めます。

　はい、本日は各地で競輪が行われますが、手元には平塚と別府のアオケイ新聞があるので、この２場から気になるレースをいくつかピックアップします。

　平塚初日４Ｒ　僕のイチ押し選手、野口裕史⑨がいます。度重なる落車で完調とはいかないでしょうが、それでも予選なら能力だけで勝ってしまうはず。１着タイプだし、素直に頭から狙います。並びの⑨①＝⑤に⑨①＝④、⑨①＝③。加美山隆行④ー寺林正秋③が野口⑨の番手に飛び付いた時は⑨④＝③。

　平塚初日６Ｒ　松戸で行われたガールズ６レース制でピンピン（１着１着）の勝ち上がりをみせた坂口楓華①。ただ最近は捲り多用。小さいレースばかり。ならば加瀬加奈子⑦がドンと飛び出して主導権。これに戸田みよ子⑤が続いて⑦⑤①、⑦⑤③、⑦⑤⑥。

　平塚初日11Ｒ　世界の脚でパーキンス②が後続を千切るとみれば、次位はマークよりも別線でしょう。点数以上に動けている保科千春⑧がパーキンス②を追い掛けて②⑧全。最後誰かに交わされて保科⑧が３着の②全⑧。

　別府最終日10Ｒ　中部ラインは下岡優季⑦ー吉川起也⑤ー今藤康裕①で自力ー自力の並び。ならば二段駆けでしょう。下岡⑦が逃げて、吉川⑤ー今藤①で番手捲り。⑤①から引っ張る⑦を切った３着全だけど、このような展開の時には今藤①がいい伸びみせます。なので①⑤全、①全⑤が本線です（全には引っ張る⑦は含みません）。

　別府最終日11Ｒ　アオケイ本紙では初日特選、準決勝と柴崎淳③に◎を打ってましたが、決勝は注意印（◎○×△注▲の順）まで評価を下げた。まあ８着３着の勝ち上がりだから致し方ないのだが、業界あるあるで、初日特選で本命を打った選手を決勝で評価を落とすと来ちゃう（勝っちゃう）というのがあるんです。そんな理由もあり、柴崎③の捲り一発から（豊橋Ｆ１、平塚記念と連続Ｖで勢いに乗っているのも要因です）。まずは枠単の３全を買い、３連単では③から①・②・⑤・⑦・⑨の２着３着ボックス。

　今週末の本田牧場の一口愛馬は４頭出走しますが、話が長くなったので明日詳しく話します。