競輪情報なら競輪専門紙のアオケイ

　ある人のお話。昨日22万円儲かったＡ君。仮にＡ君を本田君にしましょう。本田君は「今日はまず５万円、気持ちよく買おう」とオッズパークに５万円を入金。久留米(熊本記念)３日目の１Ｒ、①・②・③・⑨の４点はすぐに決まり、あと一点入れて３連単５人ボックスを買おうと決めた。①にマークする⑦？　それともアオケイ本紙本命の⑤にするか。前者を選択すると、結果は②⑨⑤で39670円。後者の⑤を選んでいれば…。

　その後の２Ｒでは①・③・④・⑦・⑨のボックスを買い、③⑨④で入線。よっしゃー、と喜ぶも１着到達の③番選手は失格となり、⑨④⑥で確定。10万円車券が目の前でこぼれ落ちた。ぬか喜び。

　そんな本田君に当たりを運んで来る神様はおらず、午後２時過ぎには５万円がなくなった。無くなってから気がつく５万円の有り難み。でも本田君は馬鹿だから、まあいいかー、ここからいつも通り１万円ずつオッズパークに入金して戦おうと、これまでに起きた５万円の負けを(気持ちのなかで)反故。１万円なくなり、１万円入金。その繰り返しを３回。そして残ったお金は前橋ミッドナイトが終了した時点、要するに購入できる車券がなくなった時点で1090円。７万8910円の負けで幕を閉じました。

　教訓。儲かったからと言って慣れないことはしない。身の丈にあった戦いをすること。

　例えば宝くじで儲かったからと言って国産車しか買わない人が外車を買っちゃダメ。時計をつけない人が急にロレックスを買っちゃダメ。もし儲かって買って良いのはアオケイ新聞だけ。「昨日儲かったし、今日はアオケイ(専門紙)でも買ってみるか」これはオッケーです。

　そんな僕が今日(23日)予想するのは久留米(熊本記念)の最終最後の12Ｒ。決勝戦です。

　並びは記者席ホットラインの長谷川記者の記事をみてもらえれば分かると思いますので。注目はふたつ。ひとつは中川誠一郎①が地元記念をＶできるか。もうひとつは脇本雄太③の後位が競り合いでどうなるのっていうところ。

　中川①の地元Ｖですが、今年は静岡ダービーを制してＧ１初戴冠。さらにリオ五輪出場と順風満帆。そんな人に神様が地元記念まで差し上げるなんていうことがあるわけありません。一昨日昨日の僕の「明」「暗」を見れば一目瞭然。そんなに人生甘くはないです。

　じゃあ脇本③後位の競り合いは？　競り勝ったとしても脇本③の踏み出しは強烈ですから、神山雄一郎②は離れちゃうでしょう。そして脇本③は別線に使われて…。


　そして僕の買い目を発表！！


　ズバリ①・③・④・⑧・⑨の３連単ボックス。

　理由は神山②は競るから消し。そしてアオケイ新聞の印を見て◎③、○①、×④、△②、注⑧、▲⑨から神山②を切ったアオケイ印の単純ボックス。昨日の失敗を活かさない、金にものを言わせる３連単ボックス。だって金はまだあるもん。

　とりあえず朝イチにこれを買って、あとは地味に車券購入といきます。

　※追記。一口愛馬、シュエットヌーベルが新潟１Ｒ(ダート1200ｍ)に出走。好スタートを切るも最初が芝だったので前に進めず４、５番手。そこからずるずる下がると思いきや、騎手がムチで気合いを入れて３番手で最後の直線。伸びろ、伸びろの掛け声は届かず、最後の「我慢」の連呼にも応えてくれずに４着。単複1000円ずつ買っていたので３着には入ってほしかったが、まあ４番人気の４着。まずまずでしょう。続戦希望、次走期待です。