
小倉競輪祭 G1 3日目 (長谷川)
木暮安由と諸橋愛が連係しないのは競輪ファンや選手間では周知の事実だが、その2人が同時に決勝に上がったものだから、大黒柱の平原康多は頭を抱えて困り顔。「他の地区に対抗するには3人でまとまるのが一番。バラバラになったら威力が半減してしまう。まとまる方向で」と言って話し合いの場に向かったが、数分経って戻ってくると「木暮に僕で、諸橋さんは別になりました。この並びの意味は皆さんが推理してください。というか、改めて言わなくても分かるでしょう(苦笑)。僕が前でやるってなったら2人が競る可能性があるし、みんながみんな走りにくくなってしまう。全員にチャンスがあるようにって考えると、これが一番綺麗な分かれ方なんじゃないですか」と説明。相手は現日本一の新田祐大に深谷知広-金子貴志の最強師弟コンビだし、分かれたことで平原自身も非常に苦しい戦いになりそう。単騎でやると思われた諸橋はちゃっかり? 新田マークを主張していたのはビックリ。これによりライン構成は新田-諸橋、木暮-平原、深谷-金子、山中秀将-渡辺晴智、単騎の北津留翼で超細切れ戦。毎日抜群の新田が大人気で、展開有利は弟子を使える金子、穴で気になるのは本気を出せば新田レベルと評判の北津留となる。「この大会は昨年も一昨年も決勝で誘導を引いているから、これで3年連続のファイナリストです(笑)」と面白発言をしていた北津留の絡みは絶対押さえておきたい。
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