
千葉記念 G3 前検日 (長谷川)
500バンクとして最後の千葉記念ということで、ベテラン・主力級の地元選手に千葉競輪場の思い出を聞いてみた。まずは鈴木誠。「パッと思い出すのは新人リーグが終わってからのA級デビュー戦。あの時は癖のある先輩がいっぱいいたし、右も左も分からず緊張しっぱなしだった。何度も走ってるG1・G3・F1より、最初の地元戦が一番記憶に残ってます」。千葉の支部長として頑張っている中村浩士は「プロを目指したバンクがここだし、昔も今もずっと憧れの場所。どの開催、どのレースが印象的というのは特になくて、自分が毎日汗水たらした場所だから、生活の一部みたいな感覚ですね。中村道場を立ち上げてたくさんの若手が強くなってくれたのも嬉しかった。感謝の気持ちを持って4日間走ります」。海老根恵太は「アマチュアの時からずっとここでやってきたから、こうやってなくなっちゃうのは寂しいですね。千葉記念の優勝は過去2回。2年前はラインの力で勝たせてもらって、12年前はヤマコウさん(山口幸二氏)さんを付けて自分で捲った。成績にけっこう波があったから、いい思い出と悪い思い出が半々くらいかな」。いつもはおちゃらけている伊勢崎彰大も、滝沢正光杯&ラスト記念ということでキリリと引き締まった表情だった。「ここに向けてと言うより、ここだけのために全てやってきた。選手生活20年で今が一番絶好調。負けるとしたら展開負けくらいで、脚負けすることは絶対にない。どういう状況になっても車券に絡めるだけの仕上がりになってます」。
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