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　今日の準決１１Ｒは原田研－園田匠と脇本雄－稲川翔が人気を二分していて、最終的にはわずかに原田－園田が一番人気だったが、実際のレースは脇本の楽逃げで稲川チョイ差しのワンツー。原田の捲りは全然届かなかった。２日間の動き、最近のグレードレースの活躍から考えても原田が人気になるのは当然だが、勝っているのはだいたい捲りで基本的に一発屋。常に先行中心にやっている脇本の方がこういうときは信用できると改めて感じたレースだった。
　注目の決勝は近畿から６人も上がって村上義を中心にした『話し合い』は長引いたが、脇本－古性優－稲川翔、三谷竜－村上義－篠原光で３対３に分かれた。あとは「決められない。困った」と言う単騎の林巨人、「たぶん出番はないね」と苦笑いの山崎芳に同期の柏野智という構成。別線勝負でも基本はガチンコの近畿だが、普通に考えれば地元の前で脇本先行、その上を三谷が捲れるかどうかのレースになりそう。狙いは３日間大暴れしている地元古性の記念初Ｖ。