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　Ｇ１なのに今ひとつ盛り上がりに欠ける今回の全日本選抜。平原康や木暮安が失格でいなくなってしまったのも痛いが、期待された深谷知がまるでダメというのも大きな要因。武田豊、村上義、神山雄の実力者もパッとしないし、決勝間違いなしと言われた浅井康も準決で飛んでしまった。勝ち上がりには成功したものの新田祐の状態もいいんだか悪いんだかよく分からない。
　注目の決勝は新田祐－渡辺一－佐藤慎－菊地圭、脇本雄－稲垣裕－村上博、近藤隆、岩津裕で４対３対１対１。新田－渡辺の並びで思い出すのが去年の弥彦の寬仁親王牌。あの時も北日本は４人で渡辺の優勝ムードだったが、新田が全然仕掛けずライン総崩れ。今度こそ新田が行って渡辺が恵まれるのか、やっぱり新田は新田で自分の仕掛けか、とっても興味深いが難しい。