
伊東記念 G3 3日目 (渡辺)
いよいよファイナリスト9人が出揃った。地元勢は準決に3人駒を進めていたが、まず土屋祐が脱落し、新田康も決勝を逃す。逃げた郡司浩の番手から差し切って、地元から唯1人の優出となった渡辺晴。12Rが終わり決勝進出者9人が出揃った時も普段と変わらずに淡々と検車場の片隅で弟子の渡辺雄を付き添わせ、自転車を入念に整備。決勝の並びのついて尋ねると即座に「南関3番手」。神奈川の若手2人が勝ち上がっていただけに、渡辺クラスの選手、しかも地元選手だけに「若手と話し合ってから」と普通は保留するもの。予想に反しての即答だけに、ちょっと記者陣が逆に躊躇する。それを察したか、渡辺は「俺はそんなに人望もないし、普通に3番手だよ(笑)」とニヤリ。とはいえ勿論人望がないどころか大ありだ。郡司浩と和田真が「よろしくお願いします。どうしましょう」と渡辺にお伺いをたてる。渡辺は「どっちが前だろうが、どうあれ俺は3番手。あとはおまえらで決めろ」とひと言。結局、南関勢は郡司-和田-渡辺の並びとなったが、郡司も番手の和田も「晴智さんが3番手だし責任感が半端ない」と2人とも緊張の表情。自称『人望がない渡辺』が南関の後輩2人の助けをかり、地元記念Vの場面も。
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