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　最終レースが終わって２日目の仮番組が発表されると、遠くの方で騒いでいる男が１人いた。「ダメです、ダメです」「やめてください」と言っている。その男は和田真久留。どうやら二次予選で一緒になる桐山敬太郎から「後ろに付いてろ」と言われたようで、それで「ダメです、ダメです」になったみたい。桐山が言うには「真久留の走りは競輪になってない。全然ダメ。後ろを回ってマーク選手の気持ちを分かった方がいいよ」とのこと。うーん、確かに。そんなこんなで「回ってろ」「嫌です」を５分１０分繰り返して、最終的には最も自然な和田－桐山に落ち着いた。明日のレースがどうなるか楽しみでもあり怖くもある。