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　初日は７レースでワンツーを決めた埼京コンビをピックアップ。逃げ切った金子哲の番手で流れ込んだ佐久間仙は検車場に引き揚げてくると「ちょっとキツいので、座ってしゃべってもいいですか」と言い、しゃがみ込む。「こんな状態じゃあ、気の利いたコメントを出せないな」と言いながらも「本当に（金子）哲が強かった。直線で抜きに行こうとして外にちょっと持ち出したら、モロに風を受けて『すいません』と言ってドアを閉めた感じ（苦笑）。抜くなんて思った俺がバカ。マークした俺がこんなだったし、それを逃げ切った哲は凄いね。アイツを褒めてください」と応じる。その金子哲は「自分では強くなったという実感はないんですよ。でも練習の時も周りから成長したって言われるし。佐久間さんにも今言われて、逆に恐縮ですよ。まだ自分のレベルがどこまで行ったのか分かりませんね」と本人は謙遜気味。その金子の二次予選は細切れ戦の中、後閑信との２車ライン。ここで真価が問われそう。