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　二次予選で穴を演出した津村洸が、レースから引き揚げてくると、興奮気味に稲毛健と話し出す。
津村「自分は出させるつもりはなくって、先行する感じで踏んだのに」。
稲毛健「出してくれるのかと思っていたよ」。
津村「本当ですか？　出させるつもりがないから色々考えて波も作っていたのに」と感心しきり。
更に「稲毛さんの番手に入ってからも、バックを踏まされて突っ掛かったりして、S級上位の踏み方を体験できたのが自分にとって大きな収穫です。ありがとうございます」と頭を下げる。
見ている方が気持ち良い位の素直さが伝わってきた。これからも注目した選手が１人増えた。