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　決勝メンバーを見渡すと西日本の選手が８人。東からは菊地圭ただ１人とかなり偏っている。ＳＳ11の影響があるのかないのか分からないが、現在の競輪界のパワーバランスが如実に表れる結果となった。
　脇本雄－稲川翔－東口善、浅井康－吉村和、菊地圭－大塚健、岩津裕－柏野智の細切れ戦。
　誰にも競られなければ稲川の優勝、誰かが競って混戦なら浅井の捲り。シンプルに考えればそのどちらかだが、そう単純でもないような気がする。個人的には近況の充実度、準決の脚勢から岩津の一発を狙ってみたい。