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121期 注目選手・村田祐樹 (渡辺)

 4月5日に行われた卒業記念レース決勝には残念ながら乗れなかった村田祐樹。ただ在所時は3回あった記録会ですべてでゴールデンキャップを奪い、町田太我以来となる2人目の偉業を達成。特に1000メートルタイム(1分04秒86)は在所ナンバーワン。
「在所時は先行にこだわっていました」というように先行回数は抜群。ただ、在所時はまさかの1着回数なしというのも”ある意味で偉業”とも言えそう。
 
目標とする選手については
「脇本雄太選手です。脇本選手みたいな圧倒的な仕掛けを見せたい」と目を輝かせながら語ってくれた。
 
競輪選手になるきっかけについては
「中学3年の時に自転車競技があるというのを知ったんですが、しばらくは自転車競技ではなく野球とか違う競技をしていました。大学時代に自転車競技を始めて2年生の冬に中距離種目から、短距離種目に変更。そんな中でプロスポーツ選手として活躍していきたいと思った時に競輪選手になろうと。その後は県の自転車連盟の紹介で師匠の宮越孝治さんに出会って養成所に入りました」。
 
持ち味については「どちらかというと持久力ですね。ただ今はダッシュも磨いていてキレの良いダッシュも徐々に身につけてきたと思います。しっかりスピードに乗せて、最後まで保つ先行が理想です」。

 デビュー後の目標については「養成所時代に1着を取れなかったので、まずはルーキーシリーズでしっかり1着を取りたい」と力強く語ってくれた。

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