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　２段駆けは数あれど、走る前のコメントでは、別線を警戒してなのか、自信がないのか露骨な２段駆け宣言はなかなか出ない。そんな中で静岡記念の初日には10Rの小林則が「晴智さんを付けて、いつもの自分の競走はできないでしょ。自分の走りに徹するのは二次予選からですよ（苦笑）」と腹をくくる。更に９Rの鈴木裕も「きっちり引き出しの役割を果たします」とキッパリ。２段駆け成功と言う結果はもちろん大切だが、ここまで清々しくコメントを出して貰えると自然と応援したくなる。２人とも男気のあるナイスガイだ。