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　いよいよ千葉２５０バンクで『PIST６　Championship』が２日から開催される。
１日は前検が行われ、３４名（欠場２人）が集結。選手は誰もが初体験だけに「とにかく力を出し切る」という曖昧なコメントが目立ったが、かつては世界戦の経験もあり地元で何度か試走経験がある伊勢崎彰大がバンクの攻略法について示唆してくれた。「先月（８月）の17、18、19日の３日間で今回もいる中村浩士や原田亮太など６名で本番と同じ流れでテストをしたんですよ。もちろんレースもこなしたけど、体に掛かる負荷は屋外より少ないと思う。Ｇの掛かり方が違う。個人的な第一印象はそんな感じですね。レース形態としては、ここは先行が超々有利。３番手からの直線突き抜けなんてまずないと思いますよ。初手はとにかく前々にいないといけないし、枠番の抽選も凄い大事になってくる。従来の競輪と違ってスピードが５キロ、７キロくらい違うので、外から押さえるっていうのは並大抵の事ではないと思う。ほぼ無理なんじゃないかな。そういうのもあって競輪以上にタイム順に決まると思う。だから番狂わせはないんじゃないかな。あとは後方からの突き抜けがないだけに、五輪の女子オムニアムで梶原（悠未）が見せていた前の方で外側で我慢していると直線伸びてくるっていうのくらいかな。まあ、それはそれで脚力がないと厳しいけどね」と語ってくれた。