HOME > 記者席ホットライン > 小田原記念 G3 2日目

投票サイト リンク集

各電子新聞 絶賛発売中!

小田原記念 G3 2日目 (長谷川)

 二次予選2着で共同会見の場に現れた田中晴基が「もう自力は出しません。これからは追い込みでやっていきます」と宣言したからビックリ。
「自力をやめようと思ったキッカケは今年の2月の平記念。自分は南関のマーク屋では松阪英司さん、内藤秀久さん、望月永悟さんの3人を尊敬しているんですが、そこで英司さんと一緒のレースがあって、全然動けず迷惑をかけてしまったんです。頑張ろうって気持ちがあるのに体が反応しないんだから、これはヤバいな、自力はキツいなと思うようになって、今年中に変わろうと決めました」。
 なぜこのタイミング? と思ったが、これにもちゃんと理由があるようで、2人の『大物』の名前を挙げて丁寧に説明してくれた。
「自分が25歳の時、山口幸二さんがグランプリを獲った次の年なんですが、名古屋の宿舎のバス移動でたまたま幸二さんの隣りの席になって、『自力じゃ全く勝てません。限界感じてます』と相談したら、『変わるのはまだ早い。30歳まで頑張ってみろ』と言われて。グランプリ王者がそう言うなら30歳までやってみようとなったんです。それから5年経って30歳になった時に、今度は松山記念の風呂場で村上義弘さんと話す機会があって、『今のサプリメントやトレーニング理論があれば35歳まではイケるぞ』と言われてしまい…(笑)。自分はもともと村上さんが憧れの人だったし、そんな人にそう言われたら、やるしかないですよね(笑)。そういうのもあって35歳までは自力で頑張って、今このタイミングで変わろうというわけです」。
 童顔で高校生みたいな雰囲気の田中だが、レースになれば厳しいヨコもガンガン使って、これまで多くの選手を仕留めてきたハンター。「自分もこっち(追い込み)の方が向いていると思います」と言っていたし、すぐに『追い込みの田中』として定着するだろう。今後どういう選手になりたいか? と聞いてみると、「南関の小倉竜二と呼ばれたい(笑)。小倉さんは男が惚れる男だし、やるべきことをしっかりやって、周りから信頼される選手になれれば…」と良い表情で答えてくれた。

記者席レポート記事一覧

2022年12月13日 20時56分更新
2022年12月12日 15時34分更新
2022年10月6日 16時57分更新
2022年10月2日 19時57分更新
2022年10月1日 19時31分更新
2022年9月30日 15時57分更新
2022年9月27日 0時17分更新
2022年9月25日 18時56分更新
2022年9月7日 16時10分更新
2022年9月3日 3時28分更新

G1・G2・G3開催予定(優勝者)

4/20~23日

優勝は真杉  匠(栃木)

4/11~14日

優勝は阿部 将大(大分)

4/4~7日

優勝は嘉永 泰斗(熊本)

3/28~31日

優勝は山田 庸平(佐賀)

3/21~24日

優勝は脇本 雄太(福井)