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　記念の１Ｒ１番車は『期待枠』と言われており、勢いのある若手や地元選手が抜擢されることが多いのだが、今回の『１の１』はやや落ち目で１０２点しかない南潤で、本人もビックリしていた。「地元の中島（将尊）さんがいるのに僕が１の１なんですね。嫁さん（ガールズの小林綾乃）がこっちの人間だから、地元扱いしてくれたのかな」と戸惑いながらも嬉しそう。「昨日のうちにこっちに来て、嫁さんの実家に泊まって、競輪場入りしました。自転車を運んできたこの車も嫁さんの車です」と言っていたし、今回は地元同然の気持ちで走る４日間となる。
　「成績はそんなに…って感じだけど、脚的にはかなり上向いてきています。この間の奈良記念で佐藤成人さんとにアドバイスをもらって、そこで乗り方のヒントを掴んだ。いまは力感なく、楽に乗れるようになりました。ダッシュも昔の良かった頃と同じくらいまで戻っていますよ」と車券を買いたくなるようなポジティブ発言連発だった。