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　『暴れん坊』という言葉を聞いて真っ先に思い浮かべるのは大阪の古性優作だが、最近はそこまで暴れていない。他では稲川翔、守沢太志、鈴木庸之、松谷秀幸…、ちょっと落ちるが久保田泰弘、小林令なんかも激しい競輪を好む選手だが、今回出走している茨城の朝倉智仁も『こちら側』に分類されるのでは？
　前に立川のＦ１で大槻寛徳と激しく絡んで大槻がキレ気味だったのを間近で見たし、今シリーズの初日も逃げながら外の選手を持っていく離れ業を披露。今日の二次予選は押さえにいくのが半端で皿屋豊に突っ張られたが、１周以上の外併走でも全然飛ばず４着に伸びてきた。「タテだけじゃなくてヨコも使えるのが僕の強味。ほんとは脇本（雄太）さんみたいに綺麗な先行をしたいんですが、それだけじゃ勝てないので…。明日は兄貴分の河野（通孝）さんが後ろに付いてくれるし、いつも以上に気合を入れて前々に攻めます」。