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　数多くの選手が競輪祭の前哨戦となる防府記念。グランプリ出場へ一戦一戦が勝負駆けになる山田英明、和田健太郎を筆頭に、現在賞金ランキング５位に位置する郡司浩平も賞金の上積みへ全力投球。ＳＳの中川誠一郎は賞金争いに加わっておらず、ＧＰへの出場権利は競輪祭Ｖのみ。今回は次開催に繋げる走りをしたいだろう。地元の清水裕友は全日本選抜Ｖを決めてＧＰ出場が確定しているが「地元記念の優勝は誰にも譲らない」と前検日から精神集中。「去年も一昨年も脚ではなく気持ちで獲った。３連覇する。それだけ」と言葉は少ないが力強く意気込む。まずは初日の激戦を誰が制すのか早くも楽しみだ。