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　今開催は深谷知広と新山響平の仕上がりが他を上回る。初日の新山はカマして快勝。上がりタイム９秒４の一番時計を叩き出し、好調振りを大いに見せつけた。２日目は２分戦を前受けから、別線自力型の伊早坂駿一を突っ張り、更に山崎芳仁の差しをも堪えてゴール戦を駆け抜けた。他車に手も足も出させない完璧なレース運びで場内を沸かせた。「作戦通りだった」と振り返り、「モニターでも後方の動きを確認しながら走れた」とバンクの内外でその冷静さ見せつけた。「タレるかと思ったけど、コーナーが丸いし直線が長いので、最後までしっかり踏み切れた。山崎さんは僕のことを舐めていたと思うので、これで見直してくれるのかな（笑）」。茶目っ気たっぷりな26歳は脚力と同様に絶好調。明日（２４日）は第７Ｒに出走予定。山崎芳とは別の番組となり、番手は地元の鈴木裕。番組マンからのサプライズに「積極的に行く」と力強く応えて選手宿舎に去って行った。相手はＳ班の清水裕友と山田久徳を付ける藤井栄二の３分戦。混戦は必至で見応えも十分だろう。レースの展望や印はアオケイ新聞を必見！　暑くて熱い松戸競輪場でみなさまのご来場を心よりお待ちしております。