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　高松宮記念杯の脇本雄太を見てしまえば、今年は『オール１着』『負けなし』でグランプリを迎えるのもあるかと思ったが、一流どころが揃った初日特選は単騎の９番手で見せ場すら作れず惨敗。連勝記録もあっさり途切れた。「ジャンの２コーナーで踏み出すタイミングはあったんですけど、自分自身が弱気になってしまった。今日に関してはそこで決着がついていましたね。ああなった時点でよっぽど展開に恵まれないとキツいな～って感じでした」と振り返る。今回から使っている新車については「この１走じゃ何とも言えないけど、良いか悪いかで言ったら、良くないですね。今回持ってきてるのはこの１台だけだし、あるもので何とかするしかない。いじれるところがあったらこれからいじってみます」と終始首を捻りながらの受け答えだった。