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　本日１１７期、１１８期の卒業記念レースが行われました。早期卒業の寺崎浩、菊池岳の参加はなく、ここで優勝して１１７期卒業チャンピオンというのは違和感がありますが…。
　レースの方は風が強いせいか逃げた候補生は全員捲られていました。しかし、その捲った選手も差されるケースが目立ち、男子予選１６レース中、１着の決まり手は捲り５、追い込み１１。圧倒的に追い込み有利のバンクコンディションでした。
　その中、男子で優勝したのは青柳靖起候補生。外併走から捲って嬉しい優勝。高校野球の監督に競輪選手を薦められたそうで「デビュー後は九州を代表する先行選手になって先行でグランプリを勝つことです」。
　勝てなかったものの予選から動きが目立っていたのが山口拳矢候補生。捲りに追い込み、決勝は追い上げと器用な走り。デビュー後の走りに注目してみます。
　ガールズの優勝は尾形真生候補生。ガールスの名師匠、藤田剣次に指導を受け、練習仲間の児玉碧衣を目標の選手にデビュー後は「ガールズグランプリを獲ることと先行で逃げ切ること。まだまだ脚力不足なので久留米に戻ってから猛練習をします」。
　ガールズ選手で目立ったのは青木美保候補生。小学５年から大学までバレーボールを続け、適性で競輪養成所入り。まだ自転車に乗り始めて１年未満ながら２着、２着で決勝進出。決勝は４着ながらも前々に踏み込み４角では前団を捲り切る勢い。外から飲み込まれましたが、あわやのシーンを演出。同じ埼玉県人として応援したいですね。