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　宮本隼輔の掴み所のないキャラクターと投げやり風なネガティブ発言がいつも面白い。郡司浩平を捲れなかった今日の二次予選Ａは「１着を狙ってるわけじゃないんで。５着以内なんで、ここは」と悔しいのかそうじゃないのか分からない表情でサラリと言い、近くを通りかかった同じレースの山田久徳に「ちゃんと先行しろよ」と突っ込まれると、「中国地方にはそういう教えがないんで」と表情を変えずに軽～く反撃。その後山田が去ったのを確認してから「近畿の人間じゃなくてよかったー（近畿は他の地区と違って厳しくて大変と言われている）。自分は別に人のために走ってるわけじゃないんで。知らんすよ」と涼しい顔。それから数時間後に３日目の準決メンバーが発表されても『宮本節』は全開で、「もう十分。後ろの桑原さんが上がってくれればそれでいいし、自分は負け戦で（佐伯）辰哉の番手かな。番手もやってみたいんですよ」とある意味、期待通りの返答。ま、こんな感じの人間ほど本心は別のところにあるって言うし、明日の準決はしっかり決勝を意識した仕掛けをやっているだろう。