
岸和田 高松宮記念杯 G1 3日目 (長谷川)
地元の古性優作が新ルールに苦しんでいる。今日の7Rは村上博幸1着、古性2着で世間の一番人気に応えたが、レース的には完全に失敗で、結果オーライのワンツー。「ルールが変わって前までの競輪とは競走形態が変わってしまった。実験として今日のような動き(後ろ攻めから早めに押さえる)をしてみたけど、誘導を切ったら即失格というルールがある以上、前を取った選手(今日のレースなら鈴木竜士)が突っ張る気なら、絶対突っ張れちゃいますよね。自分の持ち味は人より多く脚を使って、強い選手を後ろに置いて、先に仕掛けるってレースなのに、この制度では今までやってきた競輪が出来ない。めまぐるしい動きもほとんどないし、脚を溜めたもん勝ちみたいになっている。ま、マイナスな事ばかり言ったところで何も生まれないし、これから色んなレースを見て、近畿の先輩に話を聞いて、攻略法や対策を考えていきます」と今現在の心境を丁寧に告白してくれた。地元のエースとして期待された今回の宮杯はここまで未勝利・無念の敗者戦回りだが、9着4着2着と尻上がりに良い着になっているし、最後はビシっと1着で締めてもらいたいものだ。
ここからは最終レースに行われる決勝戦についてちょこっと。脇本雄太本人が「手応えを掴めないままここまで来ちゃった」と言っているように、今シリーズに限って言えば「脇本1強」というムードはまるでない。久々のファイナル進出となる新田祐大や平原康多、中四国の顔に成長した清水裕友も揃って激戦ムードがプンプン漂っているが、個人的に買ってみたいのは緑色の6番車を着る渡辺一成。競りをしのいで(あれをしのいだと言っていいか微妙だが)「3着1人」の準決をクリアしたツキ男は新田との相性も抜群だし、二次予選の再現でズバッと抜け出す頭車券が面白そうだ。
ここからは最終レースに行われる決勝戦についてちょこっと。脇本雄太本人が「手応えを掴めないままここまで来ちゃった」と言っているように、今シリーズに限って言えば「脇本1強」というムードはまるでない。久々のファイナル進出となる新田祐大や平原康多、中四国の顔に成長した清水裕友も揃って激戦ムードがプンプン漂っているが、個人的に買ってみたいのは緑色の6番車を着る渡辺一成。競りをしのいで(あれをしのいだと言っていいか微妙だが)「3着1人」の準決をクリアしたツキ男は新田との相性も抜群だし、二次予選の再現でズバッと抜け出す頭車券が面白そうだ。
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2022年12月13日 20時56分更新
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