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　全開でフカしている金子貴を強引にぶっ叩く新田祐。成田和の強烈ブロックを乗り越えその上を捲ろうとする平原康。メインのダイヤモンドレースは「これぞ競輪」という熱いレースだった。一方で深谷知はちょっと心配。今日の二次予選は10秒７というすごいタイムで捲っているが、組み立てが毎回毎回同じで相手に与える「こわさ」がなくなってきている。先行するか、全部下げての遅い捲りのどっちかだし、見ている方はおもしろくない。
　準決は10Rの平原、12Rの新田はきっちり上がってきそうだが、11Rの深谷はどこまで信用していいか分からない。メンバー的には逃げイチと言えなくもないが、番手が金子貴、３番手に浅井康ならブン回しもありそうな雰囲気。グランプリを前にどんな競走をするのか注目です。