競輪情報なら競輪専門紙のアオケイ

　初日特選１０Ｒの関東の並びが小原唯志－片折亮太－平原康多と聞いてビックリ。先頭を走る小原は「並びが決まったのはここに来て３人で話してからだけど、埼玉の２人がなんと言おうと『前でやりたい』って希望を押し通すつもりだった。後ろを回るという選択肢は全くなかったです」と説明。番手の片折は「自分でやりたいな～って思っていたんですが、小原さんの気迫が想像以上にすごくて…。それじゃ平原さん番手お願いしますって言ったら、『いやいや、そこはお前が番手だろ。回れ』って言われて、いいんですか？いいんですか？で２人の間に入ることになった。大丈夫かなぁ、ほんとに。自力でやる時より緊張します（苦笑）」と不安いっぱいの表情。まとめ役で総大将の平原は「いつもだったら武田さんとか吉沢や木暮とああしよう、こうしようって作戦を立てるのに、今回は全く違うメンバー３人の話し合いでものすごく新鮮。亮太は『自信ないです』って終始弱気だったけど、そんなんじゃダメ、これも経験と言って俺が番手を回らせた。今まで自力で頑張ってきたからこの位置があるんだってことを、彼本人にも自覚してほしいし、こういう大事な位置を回って経験値を上げてほしいという期待もある。もちろん僕自身も３番手でノーチャンスなんて思っていないし、その位置から全力で１着を目指します」とさすがの回答でまとめた。