
和歌山記念 G3 前検日 (長谷川)
明日の初日特選12R。行こうと思えば新山響平の番手に行けるのに「自分でやります」と言った和田健太郎にはビックリだが、年明け最初の平塚で和田真久留-内藤秀久と別でやっているのを考えたら、自然な流れと言えば自然な流れか。「一発目の平塚でも宣言したけど、今年は基本自分でやるつもり。まだまだ手探りの状態だし、この人には付ける、この人には付けないみたいな明確なものは何もなくて、その時のメンバーや話し合いで決めていこうと思っています。仮に近藤隆司と一緒の時でも俺が前っていうのもありますよ」。渡辺晴智や中村浩士と共に『南関はひとつ』を合い言葉に頑張っていた選手だから、この展開はまさかまさかという感じだが、こういう決断をした和田本人にも相当な覚悟があったはず。「キッカケになったのは近藤隆司の言葉かな。1年ぐらい前に『和田さんも自分でやってみたら?』と言われて、う~ん、そうか~とずっと考えていたんですよね。1000メートルの独走タイムも昔の若い時より今の方がいいし、自分自身の競輪の脚にも自信がある。チャレンジするなら今だなって思って、今年から新しいスタイルでやることに決めました。周りから色んな意見があるのは十分承知しているし、番組を作る人たちにも苦労をかけちゃうけど、一度やると決めたからには強い気持ちで!」。中堅~ベテランの間の37歳の和田がはじめる『新しい競輪』にこれから注目していきたい。
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