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　今日の一次予選の３Ｒ。下岡優季のハコから森川大輔がズッポリ踏んで勝ったレースがあったが、検車場では「あれは踏みすぎ」「下岡がかわいそう」という声がけっこうあって、下岡本人もレース後は超不満顔でキレ気味だった。ちなみに結果は森川－西村光太のズブズブで２車単６５０円の一番人気。ハコ展開でしっかり勝った森川はファンの期待に応えたことになるが、この手の早踏みは選手間ではけっこう嫌な顔をされてしまう。外から見ているお客さんでも分かっていると思うが、今の競輪はがむしゃらに１着を目指すと言うより、ライン重視・援護優先の「庇う」行為が当たり前になっていて、１着は取れなかったけど○○と２着３着だったらＯＫみたいなのが非常に多い。車券を買うならそこらへんの選手心理まで読め！　と言われればそれまでだけど、よっぽどコアなファンじゃない限りそういう推理は難しいだろう。個人的には庇って庇ってハコ２着ハコ３着する選手より、シビアに踏んで勝ち切ってくれる選手の方が好きだが…。そんな森川が明日の二次予選６Ｒでまたしても番手のレースとなり、前は中西大、後ろは坂口晃輔という責任重大のポジションを任された。周りに「シビア」と言われまくった男が１日経ってどういう捌き＆立ち回りを見せるのか注目したい。