競輪情報なら競輪専門紙のアオケイ

　オープニングの１Ｒで堂村知哉、大西健士が落車するアクシデント。これを皮切りに２Ｒで２車、３Ｒは本紙本命の岡崎智哉を含む２名の落車と続き波乱の幕開け。６Ｒでは落車・失格を含みながらも菊地圭尚が５着で敗退し、その後は病欠となった。主力級が苦戦を強いられたのは特選組も同様。10Ｒでは地元の山中秀将がバック後方で捲れず不発。「しんどかった。三宅（達也）さんが外に浮いていて、タイミングが完全に狂った。自分のいい所は全く出せなかった」と猛省。11Ｒでは早めに飛び出した郡司浩平を和田健太郎が庇いながら踏むが、その上を山崎芳仁が強襲。和田は「坂本（貴史）君を止めた段階で、普通の追い込み屋なら共倒れだもん。でも、そこはさすが山崎さんですよね。４コーナーで見えて『あ、３人で決めるのは無理だな』って思った。強すぎる」と脱帽しっぱなし。12Ｒは順当決着？　かはファンに委ねるが、逃げた吉沢純平を神山拓弥が交わしてワンツー。「まずは付いていけて良かった」と安堵の表情。「差せたんだし、脚は間違いなくいいです」と胸を張る。明日（14日）の12Ｒは初日特選を制した９人が激突するライモンカップ。見どころは何といっても郡司vs吉沢の力勝負。意地と意地のぶつかり合いに熱視線。