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　私は「１が白、２が黒、３が赤…」などと知らぬまま、この業界に入りました。流行はじめだったので、競馬は少し買った（勝ったではない）事はありましたが、それでも、１ー４とか５－６とか、数字で買ってましたね。血統などは考えてなかったし、その競技の本質、深い所は知らずにいました。
　今、ボートレースに関わって20年。なんでも知ってると胸を張れる訳ではないですが、なんでも知ってる風の顔で、仕事はこなせています。　
　選手にも、何も知らずにこの世界に飛び込んだ人はいます。３日目１Ｒを勝った勝野竜司選手もその一人。当然、それなりの努力もあったでしょうが、ボートレースのセンス、相性がよかったのでしょうね。ＳＧで優勝を飾るまでにのぼりつめました。
　１Ｒでは減点を科されましたが、予選は難なく突破するでしょう。