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青森 G3 初日 (長谷川)

2022年4月29日 10時50分更新

 4月28日から青森競輪場で『施設整備等協賛競輪in青森(GⅢ)』が開催されている。初日の11Rで1着を取った吉田有希に話を聞いた。
 
 見られて、見られての苦しい展開からひと捲り圧勝の吉田有希だが、ラインで決められず自分だけになったことで「0点ですね」と厳しい自己ジャッジ。
「押さえに行くときに見てしまったのが1個目のミス。そのあとジャンでもホームでも行けたのに行けなかった。ラインの先輩方に迷惑をかけてしまったし反省しかないです」。

 結果を出すのは当たり前で、内容も求められるのは『スター選手』の宿命だが、まだ20歳の吉田には大きなプレッシャーとなっているようだ。
「SNSのDMでは『平原(康多)ならこうしていたはず』、『まだまだだな』とか色々言われるんですけど、デビュー1年で超一流の人と比較されるのは正直ちょっとしんどいです。見てください、このお腹を。どう見てもアスリートの体型じゃないでしょう(苦笑)。9車のレースも他の同期に比べて圧倒的に経験が少ないし、もう少し温かい目で見守ってほしいですね」。

 レース直後は負けた選手みたいに暗い表情の吉田だったが、10分・15分経ったらいつもの元気な吉田に戻っており、「先を見据えて頑張ります」と前向きなコメントも飛び出した。2日目の二次予選12Rではシリーズリーダーに相応しいスケールの大きい走りを見せてほしい。

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