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四日市 ナイターG3 3日目 (長谷川)

2021年4月6日 2時26分更新

 グランプリ王者の和田健太郎が苦しんでいる。初日特選は深谷知広のカマシにブチンと千切れ、3日目の準決も深谷と一緒で今度はぴったり続いたが、松浦悠士の捲りを持っていったら逆に押し返され、痛恨のハコ4着。検車場に引き揚げてきてからは「技術不足と脚力不足の両方」と口にし、すぐさまローラーでダウンしている浅井康太のもとへ行き慰めてもらっていた。「今まで中部の人達がさんざん苦労してきたのがよく分かる。あのスピードに付いていって抜くのは万全の状態じゃないと無理。中部にいた頃は荒削りでポカもあったけど、それを浅井とかがしっかり指摘して育て上げて、完成品になった状態で南関に来たから、こっちは大変ですよ(苦笑)」。
 それを聞いていた浅井はとニヤニヤしながら「すいません」と軽くペコリ。続けて「和田さんを庇うわけじゃないけど、深谷の後ろはほんとうにキツいんですよ。いつも紙一重だと思ってましたから。みんな先行選手は前で風切ってるから大変、番手選手は後ろで脚溜めてるから楽って思ってますけど、実際はそうじゃなくて、番手選手も先行選手と同じくらい大変。深谷みたいなのを抜くには、アイツと同じかそれ以上のパワーが必要になってくるし、道中仕事もしなきゃいけないから、全然脚が溜まらない。上位の選手は当たり前のようにやってるけど、あれは見た目以上にしんどいんですよね」と言っていた。
 そんな浅井は余裕綽々のハコ差しで準決を1着でクリアし、6日の決勝は『地元代表』として四日市記念5度目の優勝を目指す。「日に日に感覚が鋭くなってきた。踏みごたえもしっかりある。守沢が行かなきゃ俺が深谷に行きたいけど(笑)、まあ、普通に単騎ですね。優勝・優勝って意識するよりも、まずはしっかり盛り上げるレース、納得するレースをして、その先に結果が付いてくれば…と思っています。5月のダービーに繋がるような走りが出来たらいいですね」と穏やかな口調でガツガツした感じはなかったが、獲りそうないい感じのオーラが体全体から出ていた。
 

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