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西武園の思い出①

2014年4月2日 11時28分更新


 明明後日(5日)から西武園記念が始まります。アオケイ本紙担当としては「非常に楽しみ」ですが、お客の1人としては「お金がない」「車券があまり買えない」が本音です。

 その西武園での思い出話をいくつか。

 まず24年位前の西武園記念の決勝。前節か後節か忘れたけど、綿貫さんの実況は少々覚えている。

 1番、ミスター競輪、中野浩一。2番、先の世界選、金メダリスト、本田晴美・・・

 当時はまだ競輪選手=中野浩一だった時。中野しか知らないし、やっぱり中野から総かぶり。1-2(当時は枠単のみ)じゃ付かないし、1からはほとんど10倍以下。これじゃ今日の負け分、1万円は取り返せない(当時は高校生。1万円はひと月の小遣い)。でも枠単1-6は15倍も付く。1,000円買えば、15,000円。一気にプラス収支。

 1-6の特券を握りしめて、金網越しでおとなしく応援。というか、当時はまだまだお客が元気、野次が場内を飛び交っていた。「中野、負けたら承知しないぞ」「負けたら帰さないぞ」などの野次はマシな方で、皆がボロクソ言っていた。そんな場所に真面目なひとりの高校生、黙って観ているしかない。

 レースは最後の直線。中野が抜け出し、⑨番車が外を強襲!

 やった、1-6だ。

 と思った瞬間に⑨番車が更に伸びて…。「6-1かぁ。⑨番ってどこの誰だよ」

 地元埼玉の諸田勝仁、6-1の枠単で3,000円ちょっとの配当だったと思う。当然僕は、

 「中野の馬鹿やろう」「西武園から帰れるとは思うなよ」の野次を飛ばして、一般客と同化した。


 *昔も今も20歳未満は車券を買ってはいけません!
 

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本田記者プロフィール

 競輪に出逢ってから四半世紀。印を付けたレース、全ての車券を買うのがモットー。座右の名は「当たるまで買う」だ