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久留米記念 G3 初日 (石濱)

2022年6月25日 19時27分更新

武藤龍生


久留米記念に出場中の武藤龍生。初日特選は郡司浩平の捲りを巧追し2着でゴール線を通過。本人は「自分がというよりは前が強かったので。とにかく必死に付いていこうと。もう少し感覚を研ぎ澄ませていけたら」と自己分析し初日を振り返った。

そんな武藤は父であり師匠でもあった嘉伸が今月、現役を引退した。
「師匠の引退は寂しかった。今までどのグレードでも気持ちを入れて走っていたし、息子としてお疲れ様と言いたいです」


父の嘉伸はガッツ溢れるマーク巧者。龍生のレースは父親の魂をしっかり受け継いでいるのが分かる。
父からは「悔いの残らないように一生懸命考えて走れと言われてきた。そうやって走る事でお客さんの車券に貢献できる。脚はないので気持ちでカバーです」。


去年はダービーの決勝にも乗った武藤。
「昨年に比べれば今年は物足りない気もするけど、今年は今年。自分にできる精一杯のことをやります」と力強く話してくれた。

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