岸和田 G1 前検日 (長谷川)
2022年6月16日 10時03分更新
5月のダービー(日本選手権)は地元代表として優勝しか考えていなかった新田祐大だが、前検日の指定練習中に落車してしまい無念の欠場。
「落車した次の日にすぐに手術しました。リハビリを含めてトレーニング期間は5週間くらいかな。日に日に強度も上げていって、先週からは普通通りのメニューをこなせるようになりました。思ったよりも回復するのが早かったですね」。
久々のレースがいきなりGⅠで不安もあると思うが、この高松宮記念杯は新田にとって思い入れが強いようで、過去の大会を振り返りながらこう話す。「岸和田の宮杯で印象に残っているのは成田和也さんが優勝した大会(2013年)。あの時は自分も2着に残ってワンツーだったんですが、それがキッカケでグランプリに初めて出られたし、良いイメージが残っています。ここからまた勢いをつけられたらいいですね」。
実際に走っている姿を見ていないので何とも言えないが、インタビューの感じはいつもの自信満々の新田だったし、2ヶ月近いブランクを吹き飛ばす強烈パワーに期待したい。