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岸和田 高松宮記念杯 3日目 (長谷川)

2018年6月16日 21時01分更新

 何年か前の広島記念で岩津裕介と大塚健一郎のコメントがバッティングして、両者譲らず競ったレースがあった(たしか準決。目標は竹内雄作だったような気がする)。あのときの検車場はピリピリ異様な雰囲気で、どちらも「絶対引かない」と目をギラつかせていたのを今でもはっきり覚えている。
 準決12Rが終了し、決勝メンバーが出揃ってから、吉沢純平の後ろで武田豊樹と木暮安由が競ると聞いたとき、あの広島記念の光景を真っ先に思い出した。木暮の口からコメントを聞くまでは「どうせ番手か3番手で悩んでるんでしょ」「むずかしい顔しちゃって」なんて遠めからのんきに眺めていたが、まさかこういうことになっていたとはただただビックリ。いま思えば、メンバー表を見ている木暮の感じがいつもと違うな、様子がおかしいなというのはたしかにあったんだけど…。木暮曰く「簡単にこんな結論は出せないし相当悩みました。平原(康多)さんと武田さんの間に入れてもらった西武園記念、武田さんの前で動いた函館記念、そして僕だけ別になった今回の初日特選。最近のレースを振り返っていくと、自分の中で思う部分が色々あって…。これから本気でG1タイトルを狙うなら、自己主張するところはしっかりしなきゃと思って、『関東の番手』『武田さんと競る』ことにしました」。折り合いがつかなくなったことで木暮も武田も前を走る吉沢も非常に苦しくなり、車券的には3人丸ごと切ってよさそうだが、こういう刺激的な場面を間近に見られたのは本当にラッキーだし、競輪って面白いなと改めて感じた。

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